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What's New in Microsoft Dynamics CRM 4.0

初めて日本語版になったDynamics CRM 3.0から約2年半・・・やっと新バージョンの姿が見えてきましたね。
英語版ではすでにRTMになっているのでご存じの方も多いかもしれませんが、公式発表では英語版RTMから4週間ほどで日本語版(+日本語版MUI)もRTMになるということですので、そろそろ新機能について書きたいと思います。

最初にエディションに関してですが、4.0からは3.0にあったSmall Business Editionがなくなり、選択肢が多くなりました。

  • Workgroup Server (旧Small Business)
    機能面ではProfessional Serverと同機能。ただし、ライセンスに含まれる5CAL(クライアントアクセスライセンス)が最大ユーザ数。
    Professional Serverへのステップアップが可能。
  • Professional Server (旧Professional)
    ユーザ数は無制限であるが、1テナントでの利用のみ。
    Enterprise Serverへのステップアップが可能。
  • Enterprise Server
    ユーザ数は無制限で、マルチテナントでの利用が可能。

Dynamics CRM 4.0といえば、一番話題になるのが「SaaSモデルの展開」「グローバル対応」でしょうね。

SaaSモデルの展開は現時点では日本での提供はないということですが、私の知ってる限り、SaaSモデルは「パートナーホスティング」でのみ展開されるとのことです。つい先日、Salesforceが危惧してか低価格なモデルを発表してきましたが、おそらく後発のDynamics CRM Liveはさらに上を行くであろうことが過去の例から予想されます。
どうなるか楽しみですね☆

ちなみに、SaaSモデルのLiveと設置モデルのOn-Premissは相互で切り替えが可能らしいので、最初はLiveで試用して、後にOn-Premissに移行するという手も考えられます。

次のグローバル対応ですが、これはだいぶ前から言われていて正直かなり気になっていました。
グローバル対応ということは、製品が統一され、修正パッチなども1つに統一されるのか?と思いきや、実はWindowsのように言語パックが用意されるだけで、プライマリー言語がその製品のメイン言語になるということです。ただし、この言語パックには通貨の情報など各国に合わせた形になっているので、グローバル対応は十分にされています。
ちなみに、カスタマイズを行う際にはプライマリー言語に戻さなくてはならないので、例えば「米国で管理するのでプライマリーを英語で、使用する日本は言語パックで日本語で」というようなグローバルな使い方になるかと思います。

Dynamics CRM 3.0では3つの大きな特徴(ユーザにやさしい操作性、経営にやさしい可視性、開発者にやさしい拡張性)がありましたが、Dynamics CRM 4.0も同様に大きく3つの向上ポイントがあります。それは・・・

  • 操作性の向上
  • システム管理の向上
  • 開発性の向上

になります。

なんといってもOffice製品との連携強化が大きなポイントになります。

Outlookを見ると、電話・レター・FAXを同期可能にし、GPO・SMSに対応したシステム展開、そして、重要なメールの追跡に関しては、3.0では件名の先頭に自動で付与されるIDを識別していたのが、4.0では「類似性に基づく紐付け判断アルゴリズム」によって、件名・宛先・差出人などから判断することを可能にしています。

Excelに関しては、3.0から持っているExcelデータのインポートがさらに強化され、「一括インポート」を行うことが出来るため、カスタムを除く全てのエンティティをサポートしたり、スキーマに応じたデータマッピングを行うことも出来ます。さらには、一度エクスポートしたデータの再インポートも行えるようになりました。

<システム管理の向上>

前述の通り、「多言語、多通貨対応」というのがポイントとしては大きいですが、すでに3.0を使用しているユーザ向けに「アップグレードウィザード」もあります。3.0で行ったカスタマイズはそのままで、リスクなく4.0へウィザード形式で簡単にアップグレードすることが出来ます。

データ移行に関しても、「Data Migration Manager」と呼ばれるツールで簡単に移行することが出来ます。

3.0でもあったレポーティング機能も大幅に強化され、レポートの種類増加はもちろん、「レポートウィザード」でブラウザ上でレポートを作成したり、Outlook上にオフラインレポートを出力することも出来ます。

CRM 3.0で大好評なE-Mail Routerは、Exchangeだけでなく、POP3やSMTP、さらには独自のプロバイダもサポートするようになりました。ただし、Exchangeのほうがより密接に連携することが出来るので、より多くの機能を使用することが出来ます。

<開発性の向上>

まず、カスタマイズの機能としては、エンティティの関連付けが3.0では単数と複数の組み合わせでしか出来なかったのが、複数と複数の組み合わせからなる関連付けが行えるようになったことと、ワークフローがGUI操作での定義だけではなく、Windows Workflow Foundationを使用することが出来るようになったり、ワークフローの状態をエンドユーザに表示することが出来るようになったこと、インポート/エクスポート出来る項目に新たに「セキュリティロール、ワークフロー、組織の設定、多言語UI設定」が追加になったことです。

もちろん、3.0までと同様にWebサービスと連携(例えば、Virtual Earthと連携して地図や経路情報、地域別の統計情報を表示)も出来ますし、Dynamics CRM SDKを使用して.NET Frameworkベースのカスタマイズを行えることは変わりません。

なお、認証に使用することが出来る方法としては、「Windows Live ID」「Forms over AD(Active Directory)」「Windows認証」があります。

以上の通り、Dynamics CRM 4.0ではさらに多くの改良が行われており、Office製品やExchange Server、SQL Serverなどすでに導入されているであろう製品の投資対効果を最大限に引き出すことが出来るようになっておりますし、ここでは挙げていませんが、3.0と同様にOffice SharePoint Server(MOSS)やBizTalk Server、Office Communication Serverとの連携も密に行うことが出来ます。さらにはWindows Mobileとも連携しておりますので、ビジネスチャンスを逃すことはありませんね。

Dynamics CRMを見ていて思うのは、名前はCRMとなっておりますが、SFA/CRMはもとより、BIやUC、古いですがSCMなど多くの機能を兼ね備えた万能なパッケージソリューションのコアとなる製品だと思います。
そもそも、インストールや構築なども簡単に行えますし、カスタマイズも慣れ親しんだ(そして、近い将来OSの開発言語となる予定の).NETをベースとして行えるので、パッケージ導入失敗というは考えられない製品の出来栄えだと思います。
これからもDynamics CRMが大きく成長していくのを心より楽しみにしています。

<操作性の向上>

まず、カスタマイズの機能としては、エンティティの関連付けが3.0では単数と複数の組み合わせでしか出来なかったのが、複数と複数の組み合わせからなる関連付けが行えるようになったことと、ワークフローがGUI操作での定義だけではなく、Windows Workflow Foundationを使用することが出来るようになったり、ワークフローの状態をエンドユーザに表示することが出来るようになったこと、インポート/エクスポート出来る項目に新たに「セキュリティロール、ワークフロー、組織の設定、多言語UI設定」が追加になったことです。

もちろん、3.0までと同様にWebサービスと連携(例えば、Virtual Earthと連携して地図や経路情報、地域別の統計情報を表示)も出来ますし、Dynamics CRM SDKを使用して.NET Frameworkベースのカスタマイズを行えることは変わりません。

なお、認証に使用することが出来る方法としては、「Windows Live ID」「Forms over AD(Active Directory)」「Windows認証」があります。

以上の通り、Dynamics CRM 4.0ではさらに多くの改良が行われており、Office製品やExchange Server、SQL Serverなどすでに導入されているであろう製品の投資対効果を最大限に引き出すことが出来るようになっておりますし、ここでは挙げていませんが、3.0と同様にOffice SharePoint Server(MOSS)やBizTalk Server、Office Communication Serverとの連携も密に行うことが出来ます。さらにはWindows Mobileとも連携しておりますので、ビジネスチャンスを逃すことはありませんね。

Dynamics CRMを見ていて思うのは、名前はCRMとなっておりますが、SFA/CRMはもとより、BIやUC、古いですがSCMなど多くの機能を兼ね備えた万能なパッケージソリューションのコアとなる製品だと思います。
そもそも、インストールや構築なども簡単に行えますし、カスタマイズも慣れ親しんだ(そして、近い将来OSの開発言語となる予定の).NETをベースとして行えるので、パッケージ導入失敗というは考えられない製品の出来栄えだと思います。
これからもDynamics CRMが大きく成長していくのを心より楽しみにしています。

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